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動画制作・依頼するとき、最初に決めること



ワンダー・グラフィックスはお客様の7割強が事業会社などであり、代理店などをはさまずに直接ご依頼いただいております。 初めて動画制作をご依頼される方が殆どであることから、動画制作自体はもちろんのこと、ご依頼前の目的の設定・お見積りの説明から公開後の運用などのサポートも実施してまいりました。 動画は活用次第では非常に強力な武器になるため、事業拡大やプロモーション時にぜひ取り組んでいただきたいもののひとつですが、

動画を依頼するのが初めての会社様・担当者の方にとっては、依頼前からいろんな不安やわからないことが出てきます。



「動画を依頼したことないので非常に不安」 
「そもそもどう会社を選ぶのか」
「費用は?効果は?」
「どのように進めていくのか」
「内容ってどう決めていけばいいのか」      etc...

そんな皆様の最初の一歩を踏み出すお手伝いになるように、 初めての動画制作・依頼についての悩みや課題についてひとつずつお答えしていこうと思います。




目的設定の重要性


今回は目的の設定についてお話します。

「なぜ動画を制作するのか」

「どのような効果を期待しているのか」

これは、動画制作が終わったあと効果検証をしている間もずっとついてまわる問いです。

動画を視聴してほしいターゲットに意図通りに届け、そしてメッセージを伝えるために、制作の目的はかならず設定する必要があります。目的が決まっていないと、制作の企画・構成が迷走してなかなか決まらず、期待していた効果も出ません。

ですが、決めること自体はそんなに難しくありません。なぜなら大きく分けると動画制作の目的は2つしかないからです。




動画制作・依頼時の目的


動画制作の目的は、2つに絞ることができます。




1. 認知拡大
認知拡大名前とメリットを覚えてもらうために、短くキャッチーに。
TVCM,Web広告などの媒体、サイネージへの出稿など。
短い時間の中に訴求したいことをまとめることと、他の広告に見劣りしないようなトガッた演出が求められることが多い。
注意なのは、動画自体を公開しただけでは再生数やリーチは増えないということ。広告出稿とセットで考えるのが基本です。


2.理解促進
図解によるアニメーションや現場の様子、再現、お客様の声などで理解を促す。もっとよく知りたい人のための内容を心がけて企画制作。
ボリュームが増えることが多くなり、想定以上に動画が長くなることが多いため、取捨選択や言葉選びを慎重に行っていく必要があります。



ここで一つ、特に気をつけていただきたいことがあります。


実はこの2つの目的を同時に据えることはできません。


理解させようとして説明が長くなると、肝心の名前を覚えてもらえない。

逆に名前を連呼しても、中身の説明が全く伝わらない...


このどちらか選ぶことに迷った場合、判断材料にするのが公開場所や用途です。例を見ながら比べてみましょう。




公開場所・用途から目的を設定する



例1:Web広告への出稿 

なぜ作るのか:Webサイトへの流入を増やす
期待する効果:広告出稿で月間○○PV増加

Web広告の場合は最初の6秒でいかに引きつけるか等、それぞれの媒体の特性・制作上のポイントをおさえて制作・出稿して反応を確認していきます。
言葉違いで複数制作や媒体による広告の反応の差を検証するなど、様々な手法が存在します。



例2:Webサイト内に動画を設置 

なぜ作るのか:Webサイト上で商品の利点を伝える
期待する効果:商品の理解を促し、他商品よりも優れている点を伝える

Webサイトに訪問している段階で「すでに興味がある見込み客」である可能性が高いと考えられる。さらに理解を深めるための動画を提案。
他にも、セミナーや説明会のように5分程度の動画を視聴する状況が作られていれば、多少長くても理解を深めることができるため有効と考えられる。


※実際はもっと具体的に目的を設定しますが、わかりやすさを追求して短文としました。ご了承ください。

マーケティング施策の観点から考えると、用途などが先に決まることが多いです。すると必然的に動画制作では認知拡大・理解促進の大きな方向性を定めることができますよね。






目的別の参考動画


最後に、それぞれの目的で制作された動画の一例をご覧いただきます。



認知拡大のために制作されたおもちゃのTVCM





理解促進のために制作した骨伝導イヤホンの商品紹介動画






それでは、ぜひ皆様も目的を設定して、事業を伸ばすための動画制作に活用してください




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